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FAX NEWS


FAX NEWS No.29


発行責任者:谷 大二
2006年3月31日(金)発行

「改定入管法」衆院通過!ー指紋押捺制度復活の危機

ーいさかいのあるところに赦しを疑いのあるところに信頼を、誤りのあるところに真理をー
「平和を求める祈り」より

 
06「改定入管法」の概要>

1. 外国人が入国する際に、指紋情報・顔画像などの生体情報の提供を義務づける。

2. 入国時に提供された外国人の生体情報(指紋情報・顔情報など)をデータベース化して保管し、その後の在留管理・犯罪捜査等に利用する。

3. 法務大臣が、関係省庁の意見を聞いた上で、テロリストと認定された外国人の上陸を拒否したり、又は強制的に国外退去できるようにする。


 日本では、在日コリアン、中国の方々の人権回復を求めた長年にわたる指紋押捺拒否運動があり、近年ようやく制度が撤廃された歴史があります。しかし、今国会衆議院を通過した「出入国管理及び難民認定法」では、「テロ対策」の名の下に、16歳以上の外国人への指紋押捺・顔情報の提供が義務づけられ、さらにそれをデータベース化し、関係省庁、他国政府等との間で共有できる方向に改悪される動きにあります。「テロ対策」の必要性に関する議論は賛否両論あるものの、国際社会で未だ「テロ」の定義がされぬ中、今回このような形での法改正が必要なのか?人権やプライバシーの観点から、十分に審議する必要があります。


問題点

1.個人を管理する:今回の改正は、まず個人の生体情報を国家が管理することの意味が問われています。今回は入国する外国人全てがその対象となり(特別永住者は除くが、定住者などの再入国の際は同じく採取)、一部テロリストが入国するかもしれないという危険を回避する為に、年間700万人以上の外国人が、「犯罪者予備軍」として扱われることになります。これは自由権規約第7条に言う「品位を傷つける取扱い」に該当し、また人種差別撤廃条約第4条等にも違反する明らかな外国人排斥、人種差別にあたります。更に国の答弁によると、蓄積したデータを何年間保有するかを明確に示しておらず、必要に応じてそれらを犯罪捜査などに用いることを明言しています。個人の生体情報をこのような形で管理する事は、国家権力の濫用と言わざるを得ません。


2.システムの問題:同じ要領のシステムを行っているアメリカ合衆国では、システム上の問題も浮上しています。米会計検査院(GAO)の調査によると、このようなシステムを用いた  今回のセミナーは、支援の裾野を広げ、船員の存在を知ってもらう事も一つの目的とした。AOSの活動に興味のある人は、当委員会に是非お問合せ願いたい。

報告:事務局 金子由佳


修道女を対象とした「外国人司牧(広義)セミナー」

 2006年3月15日に日本女子修道会総長管区長会の共催を得て、日本カトリック難民移住移動者委員会主催の修道女対象のセミナーを開催した。

外国人の必要性に応え、既に彼らと関わっている、或は関心をもっている、札幌教区から広島教区までのシスター70名以上の参加があった。委員長の谷司教は基調講演で、難民・移住者・移動者との関わりについて1.イエスの視点に立つ、2.人権と司牧、3.傾聴、の3点から話し、「イエスの視点に立つこととは、難民であり、移住者であり、移動者であったイエスの立場から社会、宗教者、為政者をみることでもある。これらの視点に立たなければ、社会を変えることはできず、教会の在り方も今後問われることになる」と語られた。また、「人権と司牧は切り離すことは出来ず、日本では人権を抜きにしての司牧を考えることは出来ない。外国人と関わることの基本は、彼らの声に耳を傾けることである」と、シスターたちに「聴くこと」への転換を呼びかけた。それに続き、10年〜20年のにわたり、外国人司牧に携わり、様々な体験を経てきた3人のシスターたちの分かち合いがなされた。それぞれの共同体としての働きが全国的に顔の見える連携へ導かれる第一歩となった。

報告者:事務局 野上幸恵


浜尾枢機卿退任  「ありがとうございました」

   教皇庁移住・移動者司牧評議会の議長として私たちを指導し、励ましてくださった濱尾枢機卿が定年で退任されました(3/11)。枢機卿が与えてくださったご指導と励ましにそって、「移住者へのキリストの愛」を具体化しながら難民・移住者・移動者との関わりを深めていきたいと思います。


* このFAXニュースは、全国の関係団体・個人約1000ヶ所に、ファックスにて一斉配信しています。申込をご希望の方、また発送不要な方は、お手数ですが右記連絡先までご一報下さい。(登録無料)
日本カトリック 難民移住移動者委員会
〒135-8585東京都江東区潮見2-10-10
Tel:03-5632-4441 Fax:03-5632-7920
E-mail, jcarm@cbcj.catholic.jp


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