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FAX NEWS

 

FAX NEWS No.42

                   発行責任者:谷 大二 2007年7月21日(土)発行


第13回 移動・移住者の家族と 帰国者達との出会いの集い

 

 さいたま教区のオープンハウスでは、毎年、移動・移住者の家族とフィリピンへ帰国した人達との出会いの集いを行っています。この出会いは、フィリピンでの家族の状況を互いに分かち合い、知り合うためだけではなく、日本の愛する家族がどのように働き、生活しているかを知らせる機会にもなっています。

 今年の13回目の集まりは、5月27日にフィリピンのケソン市にあるサン・ペドロ・ バウティスタ教会で行われました。集いのテーマは、「人生の挑戦:より良いものへとさらに求めて努力するあり方」で、フランシスコ会のクリスティノ・ピネ神父さんがテーマに関する振り返りをして下さいました。ピネ神父さんは、フィリピン人の移住の理由や人々に仕事を供給する政府の無能さについて話しました。移動・移住者達と彼らの家族は、人生の問題や挫折する時を経験しましたが、これらの問題は、より良い未来にさらに努力するために、妨げるものではありません。

 テーマについての振り返りの後、帰国した人達が自分の経験を分かち合いました。新しい環境に適応し、家族とのつながりに戻るために、苦闘や苦難があったにもかかわらず、分かち合いのほとんどは、成功した話でした。それは、帰国者達を激励する分かち合いになりました。振り返りや分かち合いの他に、参 加者が楽しむためにパーティーやラッフルな ども行われました。



 この集いの後、集まりについての評価をし、参加者達は、将来の出会いの集いとメンバー達のつながりを強めるために、自分達の要望と計画について分かち合いました。彼らは、簡単に連絡できるように、異なった地域からリーダー達を選びましたが、将来のプログラムのためには、まだ精神的・経済的な支援を必要としています。

  6月3日には、第2回の出会いの集いがダバオにある海外移住労働者のためのセンターで行われました。フィリピン人と日本人の間に生まれ、見捨てられた子ども達の母親達がオープンハウスのスタッフ(ジャック、ネディ)と対話するために集まりました。彼らは、子ども達の日本人の父親達と連絡しあう望みを表しました。日本にあるNGOは、すでに彼らのケースを扱い、支援しています。私達は、日本で奨学金のプログラムを通してフィリピンの子ども達を支援している人に相談する予定です。

 来年、オープンハウスのフィリピン人スタッフは、ダバオと近隣の地域での家族と帰国者の集まりに力を入れ、多くの家族達と帰国者達がこの集いに参加できるように配慮するつもりです。移動・移住者の家族と帰国者達との出会いは、家族を引き離している状況の認識、理解、愛の隔たりを橋渡しするためのささやかな努力です。

オープンハウス  
           ジャック・セラテ神父



第6回 全国ワークショップ 移住労働者と連帯する 全国ネットワーク


 2007年6月9日(土)〜10日(日)昭和女子大学で120名余りの参加のもと「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」全国ワークショップが行われた。今までのワークショップでは、課題別に分科会がもたれていたが、今回新たな試みとして、総合的な関わりについて全員が6グループに分かれて討議した。

 今年は「移住連」の発足10周年記念として、「移住労働者との10年、診察室から」―平野敏夫さん(ひらの亀戸ひまわり診療所所長)、「多民族・多文化共生〜この10年、日本社会の変化をみる〜」辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)の講演会を開催した。全体会では、支援する、支援されると二分化することへの疑問が投げかけられた。また、若い世代の問題意識として、2世3世の望みを聞くこともなく、自分たちの感じていること、将来について、上の世代が勝手に設定してもいいのだろうかとの疑問も提示された。

 最後に、丹羽雅雄共同代表から、「外国人の権利を守らないことは、自分の権利も侵されることになる。在日の問題との関わりをきちんとする必要がある」と総括され、私たちの問題として外国人の問題を歴史的な関わりの中で受け止めるよう喚起された。

委員会秘書 野上幸恵



日本カトリック難民移住移動者委員会 東京教会管区セミナー2007


 2007年6月28日(木)〜29日(金)日本カトリック会館にて東京教会管区セミナー2007が開催された。

 テーマは、「フィリピン人看護師・介護士がやって来る!〜人口減少時代の外国人受け入れと地域社会が直面する課題〜」で、75名が参加した。2006年9月、日本とフィリピンは、経済連携協定EPAを締結した。関税の引き下げや撤廃で工業製品や農産物の貿易自由化を進めると同時に、日本はフィリピンから、2年間で最大看護師400人、介護福祉士600人の合計1,000人を受け入れることに合意した。少子高齢化と人口減が進む日本では、介護職員、看護職員が大幅に不足すると予想されており、その動向は注目されている。当初は、今年から受け入れが始まる予定であったが、フィリピン上院での批准手続きが遅れており、具体的な日程は未定である。

 セミナーでは、長年外国人問題に取り組んでいる、鈴木江理子師を講師に招き、日本の外国人受入政策の実情から、フィリピン人介護士、看護師受け入れの背景を学習した。テーマの性格上、福祉関係者、医療関係者の参加もあり、それぞれの現場の実情も知ることもできた。しかし、フィリピンから介護士、看護師の大量の海外への流失によって、フィリピンの福祉、医療体制は崩壊寸前との声もある。カトリック教会として、この問題を単なる国内の問題として捉えるのでなく、グローバルな視点で連帯が求められている。

CTIC 有川憲治

 



新刊紹介『5つのパンと2ひきの魚』―獄中からの祈りー
   フランシスコ グェン・ヴァン・トゥアン著   難民移住移動者委員会 訳

ベトナムのトゥアン枢機卿が獄中で綴った祈りが、当委員会訳で女子パウロ会から出版されました。深い祈りの本です。是非お読みください。ご希望の方は送料実費でお送りいたしますので事務局までご連絡ください。

 本体価格1300円+税(税込1365円)   送料:2冊迄160円



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