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FAX NEWS

 

FAX NEWS No.67

               発行責任者:谷 大二 2010年2月13日(土)発行

J-CaRM 情報発信 22


 日系ブラジル人青年の声(2)

 

 

 今回のインタビューに答えてくださったのは、群馬県在住のN・Iさんです。ご両親と一緒に暮しています。


 N・Iさんはブラジル生まれ。「自分がブラジル人であることを誇りに思っている」と言います。自分がブラジル人であるという自覚をしっかりと持っており、ブラジル人だということで「思い悩むことはない」と、自信をもって話してくださいました。ご自身のアイデンティティーに対する確かな信念を感じます。


 こうしたN・Iさんの明るい力強さは、大変仲の良い家庭の中で育まれたようです。家族はお互いによく理解し合い、両親にとても愛されていると感じているのだそうです。また、N・Iさんは現在、定時制の高校に通っていますが、学校の中でも良い仲間に恵まれています。学校の中に自分の場をしっかりと見出し、相談できる親しい友人もいて、外国人だという差別はほとんど感じたこ とがないそうです。ただ、若いということを理由に「生意気だ」と大人から言われた時、「日本人にはそんな言い方はしないだろうな」と、思ったそうです。


 N・Iさんの場合、家庭と学校という、最も身近なところに、安心して自分の身を置ける場を持っていることが、大きな支えとなっているようです。「自分はここにいていいのだ」、「周りの人に受け入れられている」と確信することで、不安や 心配を感じることなく、自分自身を外に向かって開いていくことが出来るのです。外に向かうことで新しい出会いや経験を重ね、それがまた、ブラ ジル人としての自分をあるがままに受け止め、成長させてくれているようです。


 「友だちと会うことが何よりも楽しみ」とのことですが、やはり、将来に対する不安も感じているそうです。将来について、真剣に思い悩む時期にきているのでしょう。「家族でブラジルに帰り、ブラジルにいるお婆ちゃんと一緒に暮らしたい」と、話してくださいました。

 

 

 

 


 2009年度 長崎教会管区セミナー
 Sharing Cultures in Christ 〜through Songs and Dances〜                

 

 おすもうさんで一番強いのは横綱です。大相撲九州場所が始まる前、横綱は福岡市内の神社で土俵入りを奉納します。その九州場所が行われていた福岡市内で11月23日(月)、2009年度長崎教会管区セミナーを行いました。テーマは「キリストのうちに分かち合いましょう 〜歌と踊りを通して」で、九州各地から集まった参加者は、司教座聖堂(大名町教会)にて歌や踊り、演奏、手作りの品、そして花を神さまにささげました。「あけて びっくり玉手箱!」私はまだ竜宮城なるものを見たことがありませんが、イエスさまが教える神の国やからし種のたとえを見せていただきました。


 午前は分かち合い、午後は8グループ(実数はそれ以上)によるプレゼンテーションと宮原良治司教様司式の感謝の祭儀でした。昨年の10月から始まった準備は、新しい人との出会いの連続でした。会議の度ごとに、出会いは樹木の枝の広がりのようになりました。セミナーは多くの信徒たちの協力が必要です。何回も会議を重ねたことと祈りが実を 結びました。


 前日の準備や当日の朝早くから地元の信者グループが惜しまずに協力してくれました。会場となった小教区のフィリピン人代表グループのよく動くこと。感心しました。日本人信者と移住信者の協力、それが今回のセミナーのもう一つの目的でもありました。日本人信者に移住信者のそのままの姿を理解してもらうために協力と参加を勧めてきました。それは最後の感謝の祭儀にもよく現れ ました。司教を中心に350人が、日本を含め、それぞれの国の文化を活かし、生き生きとした美しい典礼となりました。わたしたちの信仰を現す典礼は何と豊かで素晴らしいことかと実感し、このようなセミナー開催を神さまと天使と委員会、そして地元の信徒、修道者、司祭の皆様に感謝します。                                   (川口 敏 大分教区司祭)



 2009 AOS International Meeting Korea-Japan
  (2009年度AOS船員司牧全国会議@韓国)                

 11月10日(火)〜12日(木)、AOS(カトリック船員司牧)の会議が韓国・仁川で開かれました。日本と韓国仁川のAOSメンバーが共に会する初めての機会でした。谷大二司教様をはじめ、25名のメンバーが出席しました。


 仁川は、釜山に次ぐ韓国第二の港であり、ソウルからは車で1時間ほど、また、仁川国際空港から市内までは1時間以内の人口260万人の大都市です。


 一日目に仁川のチェ司教様のあいさつ、AOSアジア地区コーディネーター、ロミオ神父様によるスピーチがありました。二日目と三日目は日本と 仁川のAOSのプレゼンテーション、分かち合い、港見学、センター訪問などが行われました。ミサと食事の機会を通してさまざまな交流もありました。


 仁川のAOSメンバーは、ポートチャプレンのジャン神父様を中心に活動しています。神父様の呼びかけに応えたメンバーがそれぞれの賜物を発揮して船を訪問し、船員たちと交流している様子が分かりました。英語ができないからと言って尻込みする人に「何ができますか」と聞いて、車を運転できる人にセンターへの送迎を頼み、ギターを弾けるという人には訪船をして船員たちと歌い、楽しいひと時を過ごすことを体験してもらいました。誰にでも頂いた賜物があるはずと信徒たちを励まし、寄港地での休息と出会いを楽しみにしている船員をもてなしています。訪船するボランティアの多くは40代、50代の女性です。伝統的に儒教の影響が強い韓国では妻や母としての役割を強調されていた女性たちが、AOSの働きに関わることで女性の持つ優しさ、同情心、暖かさに気づき、心のこもった出会いの場になるようです。


 仁川AOSの特徴の一つは、信徒を含む税関と船舶代理店の2つのサポートグループがあることです。仕事を通して船員の事情を理解している人たちがAOSの働きにとって大きな力になっているようです。


 日本においては未だAOSのことが教会内外に浸透しているとはいえない状況がありますので参加者にとって大いに刺激を受けた会議になりました。

                        (AOS全国担当者 柳谷 豊)

 





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新刊紹介
『移住者と共に生きる教会』
   谷 大二司教 ほか・共著 
     
                    (女子パウロ会) 


 世界的な移住の現象のなか、日本にも外国からの移住者が急増している。移住者にとっても受け入れる側にとっても暮らしやすい社会はどうあったらよいのか?
 家庭・親子の問題、学校教育や労働問題などが抱える切実な現場の実情と、多文化共生に取り組むカトリック教会の対策と希望を、移住者からの生の声とともに簡潔に述べている。さまざまな国の人々といっしょに暮らす社会、日本人だけでは社会が成り立っていかなくなっている現在、国民一人ひとりが直面し生き方を見直すために助けとなる必読の書。
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