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FAX NEWS

 

FAX NEWS No.69

               発行責任者:谷 大二 2010年4月24日(土)発行

J-CaRM 情報発信 24


 日系ブラジル人青年の声(4)

 

 

 今回、ご紹介するのはL・Mさんです。千葉県在住の23歳の女性です。ブラジルで感じていた「日本」と、実際に日本に来てから感じた「日本」との違いについて、熱く語ってくださいました。


 一般的に、ブラジルで二世以降の世代の人々が教えられる「日本」というのは、移民一世の方々の記憶の中にある「日本」と、日系人社会が形づくられる過程で作りあげられてきた「日本」という二つのイメージがあるようです。


 彼らの多くは、ポルトガル語を母国語として話し、生活習慣やものの考え方についてもブラジル社会に溶け込んでいると思われます。そんな彼らが、特別に「日本人」であることを意識するのは、「真面目」、「正直」、「親切」、「勤勉」といった積極的なイメージが「日本人像」にあるからのようです。このような「日本人像」は日本人移民が創り上げ、日系人が受け継いできたものですが、ブラジル社会では極めて好意的に受け止められており、実際、企業などでも、日系人が多く働いているということを宣伝文句にしている所もあるそうです。こうしたイメージに誇りを持ち、「自分は日本人だ」という意識を強く持つようになるようです。


 このような「日本人」のイメージは、歴史の中で多分に美化されてきたものであり、実際に彼らが日本に来てから感じた日本人とのギャップの大きさに驚いたそうです。また、学校や仕事場、生活している地域社会の中で出会う多くの日本人からは歓迎されず、差別を受けることもあって、L・Mさんは、日本人というアイデンティティーに対して批判的になっていきました。彼女の友人たちの間での日本人評は、「日本人の男性は妻を大切にしない」、「家族よりも仕事を優先する」、「よくお酒を飲み、カラオケにいて女遊びをする」といったものだそうです。その結果、「自分たち『日系人』、あるいは『ブラジル人』の方が良い」と考える人も少なくないそうです。


 彼女がブラジルで抱いていたイメージ、現在日本で持っているイメージ、そのあまりの隔たりに戸惑い、自分自身をどのように受け止めたらいいのか混乱している。熱い口調の中に、そんな彼女の思いを感じさせられました。

 

 


 復活祭おめでとうございます
 

 

 

 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」(ヨハネ20章19-21)


 復活されたイエスと出会った人たちが使徒と呼ばれています。その出会いによって恐れは喜びにかわり、死と復活の光によってすべてが新しくなったことを使徒たちは理解しました。この復活の主との出会いの喜びを人々に伝えることが、使徒たちの喜びとなりました。この出会いの喜びが教会の原点です。現代の私たち一人ひとりにその 使徒たちからその出会いの喜びが伝えられてきたのです。


 私たちも互いに復活の主との出会いの喜びを、特に、国を離れている難民・移住者・移動者と共にし、より多くの人々に喜びを伝える使徒にならせていただきたいと思います。


Happy Easter!

         

                           (委員長  谷 大二)





Fax News69PDF版




新刊紹介
『移住者と共に生きる教会』
   谷 大二司教 ほか・共著 
     
                    (女子パウロ会) 


 世界的な移住の現象のなか、日本にも外国からの移住者が急増している。移住者にとっても受け入れる側にとっても暮らしやすい社会はどうあったらよいのか?
 家庭・親子の問題、学校教育や労働問題などが抱える切実な現場の実情と、多文化共生に取り組むカトリック教会の対策と希望を、移住者からの生の声とともに簡潔に述べている。さまざまな国の人々といっしょに暮らす社会、日本人だけでは社会が成り立っていかなくなっている現在、国民一人ひとりが直面し生き方を見直すために助けとなる必読の書。
 是非お読みください。ご希望の方は送料実費でお送りいたしますので事務局までご連絡ください。

 本体価格1,100円+税(税込1,155円)   送料:2冊迄160円



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