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FAX NEWS

 

FAX NEWS No.73

               発行責任者:松浦 悟郎 2010年9月18日(土)発行

J-CaRM 情報発信 27 


 日系ブラジル人青年の声(7)

 今回は当事者ではありませんが、愛知県在住のMさんから、日系ブラジル人青少年の問題について話を聞きました。


 Mさんは父親として一家の家計を支えています。以前は派遣社員でも月45万円ほどの収入が得られていたのが、現在では20〜25万円になっているそうです。最近、ローンで家を購入したばかりで、月に14万円の支払いに苦慮しておられます。日系3世の親たちは、日本語が堪能で、日本にも定着できる可能性を秘めた子供たちに家を残すつもりで、住宅購入に踏み切る人が多いそうです。けれども、そのようなローンの返済が可能なのも、派遣の仕事があればこそです。職を失ってしまい、高利金融機関から借金をし、裁判沙汰になっているケースも少なくないようです。


 多くの人は、派遣会社から提供される寮に住んでいるので、解雇を告知されると、1週間以内に退去するように言われることが多いそうです。  自治体が管理する簡易宿泊所や生活保護に関する知識や情報もほとんどなく、日本語を話すことのできない日系ブラジル人は、何の保証もないまま放り出されてしまいます。


 「職」と「住まい」を失った後は、とにかく、知人や友人の家を転々とするのだそうです。知人や友人もいな人はどうするのでしょうか?Mさんの話では、今回の不況で職と家を失った若い女性たちが、インターネットサイトを通じて男性と知り合い、売春行為をしてチャットで出会った男性の家に泊めてもらうということもあるそうです。また、若者たちの麻薬の問題も深刻で、Mさんも心を痛めているようでした。

 

 

                                      



 

 

AOS(船員司牧)研修会


 7月19日(金)・・・横浜港
                    


 7月19日の「海の日」に、横浜教区の船員司牧(AOS)委員会による研修会が横浜港で行われました。70人近い参加者は、ちょうど入港していた外国船の船員さんたちと交流する機会も持ち、船員司牧についての理解を深めました。日本カトリック難民移住移動者委員会の委員長・松浦悟郎補佐司教(大阪教区)も駆けつけてくださいました。


 この日、参加者はまず横浜市中心部に近い末吉町教会に集合。バスに分乗して、大型の自動車運搬船などが寄港する大黒埠頭へ。一般の人たちは立ち入ることができない埠頭に入る許可を得て、巨大なビルのような運搬船の姿を目の当たりにしました。


 その後は、大黒埠頭と本牧埠頭それぞれに近い二つの施設に別れての昼食会。大黒サイドでは、韓国人の船長さん、ミャンマー人の若い船員さんなど6人が加わり、本牧側にはフィリピンの船員さん6人が合流してくれました。「恋人は?」「船の上で辛いことは?」船員さん一人を数人ずつのグループが囲み、“取材”するような格好で交流を深めました。


 昼食後は、再び末吉町教会で合流。横浜AOSの中心メンバーであるキム・スンホさんの訪船の実際を聞いた後、各グループの代表が船員さんへの取材内容を披露しました。「一番してほしいことを尋ねたら『祈ってほしい』という返事が返ってきた」「海賊を心配していた」「仕事が終わった後のドリンクが楽しみだと聞いた」「国籍でお給料も違うようだ」などなど…。ほとんどの参加者にとって初めて接する外国人船員さんとの交流が活き活きと紹介されました。


 参加者の中からは後日、横浜港での訪船活動への参加者も生まれました。今後も継続的な研修の場が持たれるなら、船員司牧活動が一段と活発になることでしょう。

                          (横浜AOS 中川 克史)


 



                    

Fax News73PDF版


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