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FAX NEWS

 

FAX NEWS No.87

               発行責任者:松浦 悟郎 2012年3月31日(土)発行

 
  各国のユニークな典礼は豊かな教会のしるし(復活祭委員長メッセージ)
       

 

 

 20年ほど前に、ニューヨーク、マンハッタンのハーレムにある教会の屋根裏部屋に数か月、滞在したことがありました。その地域は主にドミニカの移民が多く住んでいるところでした。当時、私は、日本に働きに来ていた南米からの日系人と深く関わっていたこともあり、移民の国の現状を体験したい気持ちからその教会の主任 司祭に頼み込み、生活を始めたわけです。滞在 期間中、ちょうど、聖週間と復活祭をその小教区で過ごす機会に恵まれましたが、それはそれは 印象深い典礼で、今も心に深く残っています。

  御受難の主日の日、枝を持って行列が始まるのを待っていたところ、何と本物のロバが連れてこられ、そのロバと司祭を先頭に皆が祈りながら行列が始まったのです。その行列をアパートの窓から多くの人が顔を出して見守っていました。行列は大通りに出ましたが、日本のように片側一車線だけを2〜3列で細長く歩くのではなく、道路目いっぱい広がって堂々と歩くので大渋滞 が発生してしまいます。しかし、待たされる車も あきらめ顔だし、先導する警察も一向に気にすることもなく、街中をロバを先頭にした一見“奇妙な”行列は、のんびりと行われていきました。はらはらしているのは、どうやら日本人の私だけのようでした。

  復活徹夜祭はまさに徹夜で行われました。まだ暗い午前4時頃から近くの丘で式が始まり、夜が白々と明けるころに皆で教会に向かって歩き出すのです。ちょうど、「朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った」(ヨハネ20:1)ように昇りかけている朝日を背に私たちも教会に向かったことは、復活した主に会いに行く喜びを典礼の中で体験しました。

 教会では単に国際的というだけでなく、それぞれの国の歴史や文化に基づいた信仰の表現、典礼のあり方が表れるという意味で心の深い部分に触れることができます。私たちがその違いを尊重し、互いに学ぶことができれば、教会は復活し生きて私たちと共にいるイエスを感じられる豊かな共同体となり、すべての人々への大きな「しるし」になることでしょう。
                        (委員長  松浦 悟郎)

 

 

                   


 
  2011年度 長崎教会管区セミナー
 To Live in Harmony with Faith and Social Responsibility
 〜信仰と社会的責任をもって、調和の中に生きる〜
       

 

 

 『ヨセフ様に倣って』
 2月11日(土)、熊本市内のマリスト学園高校で、2011年度 難民移住移動者委員会の長崎教会管区セミナーを行いました。本年度のテーマは、「To Live in Harmony with Faith and Social Responsibility 〜信仰と社会的責任をもって、調和の中に生きる〜」です。

 内容は、7月9日から施行される「改定」入管法、入管特例法、そして住民基本台帳法の学習です。参加者は300人、まるで大学のセミナーのような風景でした。参加者の多くは、フィリピン人で、数名のアメリカ、ヨーロッパ、アフリカからの人たちも参加しておりました。子ども対象のプログラムが別にあったので、セミナーには子どもたちも参加していました。改定法の影響は子どもたちにも及ぶので、親に正確な情報を伝えなければなりません。この改定法に詳しい佐藤信行さん(在日韓国人問題研究所RAIK所長/外キ協事務局員)と中島眞一郎さん(行政書士、外国人と共に生きる会KUMUSTAKA)に講演をお願いしました。

 私たちが自分の国籍を意識するのはパスポートを持ったときくらいです。約200万人の外国人が外国人登録証を持って日本で生活しています。住民票を持っていませんでしたが、今年の7月9日から外国籍住民にも住民票ができます。外国人登録証が「在留カード」に変わります。これは外国籍の司祭、シスターたちも同じです。

 今回の法改正において、注意しなくてはならない点があります。過料、罰金、資格喪失を防ぐために「届け出を怠らないこと」です。引っ越しのとき、職場が変わったとき、配偶者が亡くなったとき、別居しているとき、これらの届け出をしましょう。この記事を読んでいる日本人のご協力をお願いします。5月に役所から「仮住民票」が届きます。かならず内容を確認出来るように手伝ってあげてください。外国人登録証上の居住地と今、住んでいる住所が違う人は、今すぐ「住所が変わりました」と役所に届けてください。住民登録したヨセフ様のように。
                     (定例委員・長崎教会管区代表 川口 敏)


 

                    

Fax News87PDF版


新刊紹介
『移住者と共に生きる教会』
   谷 大二司教 ほか・共著 
     
                    (女子パウロ会) 


 世界的な移住の現象のなか、日本にも外国からの移住者が急増している。移住者にとっても受け入れる側にとっても暮らしやすい社会はどうあったらよいのか?
 家庭・親子の問題、学校教育や労働問題などが抱える切実な現場の実情と、多文化共生に取り組むカトリック教会の対策と希望を、移住者からの生の声とともに簡潔に述べている。さまざまな国の人々といっしょに暮らす社会、日本人だけでは社会が成り立っていかなくなっている現在、国民一人ひとりが直面し生き方を見直すために助けとなる必読の書。
 是非お読みください。ご希望の方は送料実費でお送りいたしますので事務局までご連絡ください。

 本体価格1,100円+税(税込1,155円)   送料:2冊迄160円



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難民、移住者、移動者のためにご支援をお願いいたします。
日本カトリック 難民移住移動者委員会
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