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FAX NEWS

 

FAX NEWS No.96

               発行責任者:松浦 悟郎 2013年5月18日(土)発行

 
 
   2013年度 委員会主催公開講演会
    「ハーグ条約と移住(外国人)女性と子どもへの影響」
       

 

 

  5月7日(火)、四ツ谷の幼きイエス会 ニコラ・バレ修道院の講堂において、「ハーグ条約」についての2013年度公開講演会を行いました。

 カラカサン(移住女性のためのエンパワーメントセンター)共同代表をなさっている山岸素子さんにお越しいただき、お話をうかがいました。

 ハーグ条約とは、国際結婚した親の片方が、もう一方の親の同意なしに国境を越えて子どもを移動・留置した場合、子どもを元の国に戻すことを義務 付ける条約です。日本は主要8カ国で唯一この条約を批准していないので、加盟するように強く求められてきました。

 たしかに、国際社会で統一した取り決めをもつのは必要なことですが、加盟によっていくつかの問題が生じるのではないでしょうか。

 たとえば、日本人男性と国際結婚した外国人女性が夫の暴力から逃れるために子どもとともに本国に帰国した場合、 子どもの父親が望めば、子どもは原則として一旦、元の国(=この場合、日本)に戻ることになります。DVや虐待の扱い等をめぐって、女性や子どもの利益が著しく損なわれることが懸念されます。

  子どもを守るための例外規定もありますが、現段階で批准された場合、子どもの人権がどこまで守られるかは明らかではありません。

  2月の日米首脳会談で安倍首相が条約承認を約束したので、批准されるのは ほぼ確実です。

 今後、条約実施に伴い、国内法が整備されますが、外国人女性と子どもの人権が守られる方向で検討されることが望まれます。

 そのために、私たちは日本で外国人が排除されない多文化共生の社会作りをさらに進めていくことができるように努力する必要があります。

                (秘書・京都教区司祭   柳 本  昭)
                    



                    

Fax News96PDF版


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