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2004年 メッセージ・抗議/要請・申入書 


2004年2月18日 不法滞在の外国人情報をメールで提供させる事に対する抗議文


法務省 法務大臣

野沢 太三 様



2004年2月16日(月)より、法務省入国管理局のホームページにて「不法滞在者の外国人」情報をメールにて受け付けるシステムが開始されました。このように、一般人から特定のグループを標的にした情報収集を募ることに関して、私たち日本カトリック難民移住移動者委員会は、滞日外国人にむけた明らかな人権侵害として抗議します。 この行為は、かつて一般市民からの情報をもとにハンセン氏病患者を強制隔離した「無ライ県運動」を想起させます。政府が特定の人々を標的に、一般の人々を利用した情報収集を行う事は、あきらかに誤った排外主義を煽動し、人権侵害を引き起こすことになります。 「不法滞在者の外国人」のみならず、あらゆる外国人へ対する執拗な差別・偏見が、政府によって煽動されている事に危惧を表明すると共に、日本が 1995年に加入/批准し、1996年国内施行されている「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」(第4条等)に政府自らが違反していると言わざるをえません。 このホームページによって情報を受け付けるシステムを即刻中止する事を求めます。

以上


           

2004年2月18日

日本カトリック難民移住移動者委員会

委員長 谷 大二(カトリックさいたま教区司教)


2004年6月24日 ラファカット・アリさんの強制送還に対する抗議文 


抗議書  

東日本入国管理センター所長

高山 泰殿   


 去る 6 月 11 日の、パキスタン人ラファカット・アリさんの強制送還に対して、断固抗議いたします。アリさんは、頚椎の挫傷を病み、左首筋から左腕にかけて疼痛としびれを感じており、夜も眠れない状態になっていました。 2,3 週間に一度外部の病院で痛み止めの注射をうってもらっていましたが、根本的な治療とはほど遠く、注射のききめは 2,3 日しかもちませんでした。左腕は労働に耐えず、もし出所できたとしても就労することは不可能です。そのため、本人は治療を求め、仮放免や帰国は問題外と考えていました。 5 月に「いちはら病院」で検査を受け、手術しても完治は望めないものの、病気の進行は阻止できるとの診断が出たため、サポートしていたグループは手術実現の方向で支援する方針をかためておりました。 また、アリさんは頚椎挫傷が入管センター警備官の暴行によるものだと主張しており、裁判を起こすことも含めてその真偽を追及する手立てを準備していました。 診察した病院がインターネットで検索した結果、パキスタンには治療できる病院がないことが判明し、そのことは入管側に伝わっていたはずです。 以上のような状況でありながら送還が強行されたことは、国際法に抵触するばかりか、人道的に許されることではありません。即刻アリさんを日本に連れ戻し、手術を受け、裁判を起こす自由を行使できるよう配慮されることを強く要望します。

   

2004 年 6 月 24 日

日本カトリック難民移住移動者委員会

委員長 谷 大二(カトリックさいたま教区長)




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