教皇庁総合人間開発省は、7月の第2日曜日を「船員の日」と定め、世界中の司牧者、信徒に船員たちのために祈るよう呼びかけています。日本カトリック難民移住移動者委員会も、船員たちとその家族のために祈るよう皆様に呼びかけます。今年の船員の日は7月9日です。難民移住移動者委員会委員長の山野内倫昭司教による船員の日メッセージはこちら。
「ステラマリス」 とはカトリック教会に属する世界的な組織で、世界各国の港で船員たちを訪問し、歓迎し、福利厚生や心のケアを目的とした奉仕活動「船員司牧」を行う組織です。長く「AOS(Apostoleship Of the Sea)=船員司牧」と呼ばれていましたが、100周年を迎えた2020年に、船員センターの愛称として親しまれてきた「ステラマリス Stella Maris(ラテン語で『海の星』の意味)」が正式名称となりました。
港の近くの教会を会場に、隔年で船員の日近くの日程で開催されてきました船員司牧全国研修会を、今年もオンラインで開催します。
2023年度 船員司牧 ステラマリス 全国研修会
ともに歩む ステラマリス
~ 協働 連帯 そして信仰 ~
2023.7.17(月・祝) 13:00〜17:00
オンライン(Zoom) 参加費:無料
2020年に100周年を迎えた「船員司牧=ステラマリス」は、教皇庁総合人間開発省の下にあり、世界を結ぶ教会内外のネットワークを通して、世界各国を移動する船員たちの福利厚生、医療、霊的ケア、祖国に残された家族の支援のためにも奉仕しています。日本では1980年代から全国各地で船員司牧が始まりました。
船員司牧は、港の近くの教会だけでなく、海のない県の教会でも行われています。今年は、港で働く方たちからお話を伺います。船員司牧に様々なかたちで、すでに関わっている方も、関心ある方も、どうぞ、ふるってご参加ください。
プログラム(予定)
13:00 開会
13:15 ステラマリスの祈り
13:20 漁業従事者として思うこと
1)外洋で漁をするということ~信仰生活との両立について
2)養殖という漁業のあり方
14:30 休憩
14:40 ITF(国際運輸労連)から見えるコロナ禍、そしてポストコロナの船員たちの置かれた状況
15:50 グループ分け、休憩
16:00 わかちあいの時間 (ブレイクアウトセッション)
16:45 山野内倫昭司教のお話 まとめ 祝福
17:00 終了
参加申し込みは、こちらのフォームにご記入ください。Zoomリンク等、後日、お申し込み時のメールアドレスにお送りします。
主催・問い合わせ先:日本カトリック難民移住移動者委員会